クラウゼヴィッツの「正しい読み方」 ー『戦争論』入門ー
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戦争論は未完であり、クラウゼヴィッツの考え方も途中で変化しているため、素直に読んでしまうと混乱するらしい
最初は観念主義者のクラウゼヴィッツが書いている
途中で考えが変わり、現実主義者のクラウゼヴィッツが書いている
本書 p70 引用
戦争とは他の手段をもってする政治の継続のほかならない
前半と後半とで矛盾した考えが展開されていることで、読む人の都合の良い箇所だけが抜き取られがちな古典となっているらしい。